郡山工場、実質CO2フリー電気を全面導入
2023/09/13
当社は、カーボンニュートラルに向けた取り組みの一環として郡山工場(福島県郡山市)で使用する電気を実質CO2フリー電気に切り替えます。
郡山工場では、CO2を排出しない環境価値を示す「FITトラッキング付き非化石証書」(注)を購入しました。このFITトラッキング付き非化石証書には当社日高事業所の水力発電所で発電した電気もトラッキングされています。
郡山工場は、当社の環境システム事業の拠点として、工業排水用の排水処理装置と水素製造等に活用される純水製造装置の製造・メンテナンスを行っています。同工場では2022年2月に自家消費型太陽光発電設備を導入しCO2排出量の削減を進めてきましたが、今回の取り組みにより、同工場で使用するすべての電気が実質的に100%再生可能エネルギーに切り替わり、電力使用によるCO2排出量はゼロとなります。
また、今回の取り組みを表象する当社独自のロゴマークを制作しました。今後は郡山工場から出荷される装置にこのロゴマークを取り付け、お客様に「地球環境にやさしい商品」をお届けするとともに、その商品価値をアピールしてまいります。
当社は、サステナビリティを重要な経営戦略と位置づけ、「持続可能な地球環境の維持と脱炭素社会の実現に向けた2050年カーボンニュートラルへの挑戦」を重要課題の一つに掲げています。これからもこれらの取り組みを通じて持続可能な社会への貢献を目指してまいります。
(注)FITトラッキング付非化石証書:
FIT(固定価格買取制度)対象の再生可能エネルギー電源の電気に対する環境価値を取り出し売買するための証書であり、トラッキング付とすることで環境価値の由来となる再生可能エネルギー電源を特定できるもの。
当社がこの度購入する証書は活用期間が2023年4月~2024年6月のものです。