新日本電工

DX(デジタルトランスフォーメーション)

DX(デジタルトランスフォーメーション)

DX ビジョン

デジタルの活用により自らが変革することで
最適なモノづくりとあらたな価値創出を実現する

当社グループは、DXビジョンを実現する領域を「生産」「業務」「事業」の3つに分類し、それぞれの領域であらたな価値創出をしていきます。
生産DXは工場を対象とし、スマートファクトリー化によるモノづくり競争力を強化します。業務DXはバックオフィスを対象とし、業務効率化により高付加価値業務へリソースを集中させます。事業DXは事業成長のため、経営資源の最適配置と新規ビジネスの創出を進めます。また、生産性・業務品質を上げるシステムの構築、ならびに自律的にDXを実現する推進体制の構築と専門人材の育成により、DX推進の基盤づくりを行っています。

DX ロードマップ

DX ロードマップ

DX推進委員会の設置

DX推進委員会の設置

DX活動をより加速させるため、2025年1月に社長を委員長とするDX推進委員会を設置しました。全社戦略に基づき、投資対効果を最大化しながらDXを推進し、組織全体の変革を実現するという活動方針のもと、年4回開催する予定です。委員会の主な活動内容は、DXビジョンとDXロードマップに沿ったDX取り組みのフォロー、DX戦略・投資計画の管理、DX文化の定着の3つです。

具体的な取り組み

スマートファクトリー化

スマートファクトリー化の第一段階(フェーズ1)として、生産情報の可視化による生産効率と業務効率の改善を目指しています。 2024年には徳島工場(酸化ジルコニウム)と郡山工場(アクアソリューション)に投資を行い、2025年には鹿島工場(焼却灰資源化) と徳島工場(合金鉄)への導入を検討しています。 具体的には、製造から出荷に至る一連のフロー(製造・検査・入出庫)をデジタルで追跡可能なトレーサビリティシステムを導入し ます。収集したデータを可視化・分析する基盤を構築することで、工場全体の在庫最適化、操業効率の改善、品質管理の強化を図り ます。さらに、取得された操業データや設備に関するデジタルデータを営業部門と製造部門がリアルタイムで共有できる環境を整え ることで、多角的な視点に基づいた業務効率の改善を目指します。この情報共有により、迅速な意思決定と連携強化を促進し、継続 的な改善活動を通じて、スマートファクトリー化を推進し、競争力強化を図ります。

スマートファクトリー化

DX人材育成

高度DX人材の育成計画

高度DX人材(DX推進リーダー、データサイエンティスト)を2030年までに80名育 成することを目標に、計画的な人材育成を推進しています。2024年は前年のe-ラー ニング結果を基に人材を選抜し、専門的なスキル習得プログラムと集合研修を実 施しました。この取り組みの結果、認定試験を経て12名が高度DX人材として認定 予定です。
2025年も同様の教育プログラムを継続し、デジタル変革を牽引できる知識と技術 を備えた人材の育成を進めていきます。

人材マネジメント

Talent Palette

現在、事業所ごとに管理している人事情報を一元管理し、データに基づいた人材育成や要員 管理を行うことを目的として、新人事システム(タレントパレット)の導入を進めています。こ れにより、従業員が保有する資格や職務経歴、教育・研修実績等を紐付けて可視化すること で育成計画や異動計画をより明確にし、従業員のキャリア形成を促進していきます。また、一 元化された人事情報に階層別にアクセスできる環境を構築することで、システム上で各種申 請手続きを可能にする等の業務効率化を図ります。 新人事システムは、2025年4月より運用を開始しており、今後、経営戦略とリンケージした人 材戦略のツールとして、人事情報の管理対象の領域を広げて推進していきます。

サステナビリティに関するお問い合わせ

  • お電話でのお問い合わせはこちら

    03-6860-6800

  • メールでのお問い合わせはこちら

    お問い合わせ
Copyright (C) NIPPON DENKO CO., LTD.
All Rights Reserved.

ページの先頭へ