ガバナンス
基本的な考え方
当社は、株主をはじめ従業員、顧客、取引先、債権者、地域社会などの立場を踏まえた上で、株主から経営を付託された者としての受託者責任や様々なステークホルダーに対する責務を負っていることを認識しつつ、経営理念のもと、透明、公正かつ迅速果断な意思決定を行うための仕組みの整備と健全な企業家精神発揮の促進を通じて、当社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図ることにより、当社のコーポレートガバナンスを充実させています。
体制

取締役会
当社は、取締役11名(うち社外取締役6名)で構成される取締役会が経営全般に関する重要な意思決定を行うとともに業務執行全体を監督しています。多様な視点から、取締役会の適切な意思決定を図るとともに、監督機能の一層の強化を図ることを目的に、2025年3月27日開催の第125回定時株主総会において社外取締役6名を選任しており、6名全てを独立役員として東京証券取引所に届出をしています。独立性のある社外取締役による経営の監督・監視機能の強化を図ることによりコーポレート・ガバナンスの充実をより一層実現できると考えています。
主な審議内容、活動内容
- 監査等委員会設置会社への移行に伴う関連規程改定
- 中央電気工業(株)吸収合併契約
- 業務執行のための重要事項
- サステナビリティ課題取り組みの進捗状況
- 各事業の業務執行状況の報告
- IR・SR活動報告
監査等委員会
監査等委員会は、適正な企業統治体制に基づく当社グループ全体の健全な発展を確保すべく、取締役の経営活動とガバナンスの運営状況を中立的、公正な観点から監視しています。監査等委員会は、監査等委員である取締役5名で構成され、5名全てが社外取締役であり、5名全てを独立役員として東京証券取引所に届出をしています。
主な審議内容、活動内容
- 主な審議内容、活動内容
- 監査方針及び監査計画の策定
- 取締役の職務執行の状況
- 中長期的な企業価値創造の進捗状況
- サステナビリティ課題の進捗状況
- 内部統制システムの整備・運用状況
- 事業報告等の適正性
- 会計監査人の監査の相当性
- 会計監査人の評価及び選任
統合報告書「社外取締役座談会」はこちら
スキル・マトリックス
| 氏名 | 分野 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 経営企画 事業戦略 |
財務・会計 金融・経済 |
人事・労務 人材開発 |
ガバナンス・リスク管理 法務・コンプライアンス |
生産・技術 研究開発 |
営業・購買 マーケティング |
グローバル | 環境 サステナビリティ |
|
| 青木 泰 | ● | ● | ● | ● | ● | |||
| 小林 二郎 | ● | ● | ● | |||||
| 積田 正和 | ● | ● | ● | |||||
| 岸川 勉 | ● | ● | ● | |||||
| 三宅 康秀 | ● | ● | ● | |||||
| 大見 和敏 | ● | ● | ● | |||||
| 小野 健太郎 | ● | ● | ● | ● | ||||
| 伊丹 一成 | ● | ● | ● | ● | ||||
| 中野 北斗 | ● | ● | ● | |||||
| 谷 昌浩 | ● | ● | ● | |||||
| 末村 あおぎ | ● | ● | ● | |||||
取締役会の実効性評価
分析・評価プロセス
-
1月
全取締役による
調査票への記入 -
1月~
2月 回収結果に基づく分析 -
2月
取締役会における
意見交換、評価 -
8月~
12月 今後の課題策定
上記の分析・評価プロセスを経て、取締役会の運営、決議・報告されている項目、審議時間はいずれも適切であることを確認しました。2024年3月の監査等委員会設置会社への移行により、社内外の取締役の多様な視点によるオープンで活発な議論がこれまで以上に深化しました。また、取締役会とは別に、課題に対してより踏み込んだ議論の場として役員懇話会の設定をしております。
2024年12月期の認識課題
- 事業ポートフォリオに関する監督と議論の深化
- サステナビリティに関する監督と議論の深化
- IR・SR活動の取締役会への更なる共有と取り組みの推進
- リスク全般に関する議論機会の拡充 など
