新日本電工

社会

社会

株主・投資家

考え方

当社グループは投資判断に重要な情報を適時・適切に開示を行うと共に、各種エンゲージメント活動によって理解促進を図っています。
年に2回実施している決算説明会は資料開示だけでなくウェブ上に動画、書き起こし文を公開しています。
2024年には初めて個人株主を対象とした会社説明会を行いました。2025年も引き続き個人投資家の方に当社をご理解いただく機会を設ける予定です。

対話手段

  • 決算説明会(2月、8月)
  • 1on1面談(2024年度 21回)
  • 個人株主向け説明会(10月9日実施)

個人株主向け説明会

個人株主向け説明会の様子個人株主向け説明会の様子

10月9日に当社の個人株主の皆さまを対象にした会社説明会を初開催し、 会場・Web合わせて43名の株主の方にご参加いただきました。当日は青 木社長が会社概要・事業の構造改革と成長投資・新株主還元方針につい て説明した後、株主の皆さまから多くのご質問をいただきました。当社は BtoBの素材産業のため一般の方にはなじみが無く、事業の全てを理解す ることが難しい会社ですが、その後のアンケートでは、説明会を通してコ ミュニケーションが図れたことで、事業の理解が進んだという嬉しいお声 を多くいただきました。当日の様子は当社Webサイトの「個人投資家の みなさまへ」のページにて動画・文字起こしを公開しています。

従業員

考え方

当社は人材を競争力の源泉としてとらえ、人的資本経営の取り組みを進めています。

対話手段

  • エンゲージメントサーベイ
  • 教育・研修の充実
  • 労働組合との対話

人的資本経営

取引先

当社グループは、「パートナーシップ構築宣言」によるサプライチェーン全体の連携・共存共栄を進め、経営理念に基づき公平かつ公正な取引を実施します。また、調達基本方針に基づき、取引先と共にコンプライアンス・環境負荷低減・人権尊重・労働基準などの社会的責任にも配慮した調達活動を実践し、取引先と共に気候変動などの環境課題や人権尊重などの社会的課題の解決に向けた取り組みを推進してまいります。

1 コンプライアンスの徹底 コンプライアンス徹底のための仕組みを設け、法令及び社会規範の遵守に取り組みます。
2 調達活動における
環境負荷低減(地球環境)への配慮
調達活動を通して地球環境に与える負荷低減に取り組みます。
3 人権の尊重、労働環境への配慮 当社グループの「人権基本方針」に則り、サプライチェーン内の人々の人権を尊重します。
4 公平且つ公正な取引による競争機会の提供 独占禁止法などの公正取引に関する法令を遵守し、健全な商慣習、社会規範に従った調達活動を実施します。優越的地位を利用した不公正な取引は行いません。
5 製品・サービスの安全と競争力の確保 製品・サービスについては安全を第一に確保し、品質・価格・納期においても競争力向上に努めます。
6 責任ある鉱物調達への対応 紛争や人権侵害などが行われている地域で採掘された鉱物を使用しないサプライチェーン作りを推進します。
7 信頼関係の構築 上述の活動を通して取引先と信頼関係を構築し、共存共栄を図ります。

地域社会

考え方

国内6か所に工場・事業所を構える当社にとって、地域社会とのコミュニケーションは円滑な事業運営を行っていく上で非常に重要です。また、少子高齢化によって若年層が減少していく中では企業向けの製品・サービスを提供している当社にとって、人材確保の面からも各地域での存在感を高めていくことは重要です。創業100周年を迎えることをきっかけに、これまで以上に地域社会とのコミュニケーションに積極的に取り組んでいきます。

対話手段

  • 地域イベントへの参画
  • 工場地域での認知度向上施策

鹿島アントラーズ冠試合の観客席の様子鹿島アントラーズ冠試合の観客席の様子

鹿島アントラーズ冠試合・高校生招待

2023年からクラブパートナーとして鹿島アントラーズを応援しています。
2025年は当社創業100周年を記念して3月29日に行われた2025明治安田J1リーグ第7節において、冠試合を開催しました。当日はスタジアムの装飾や青木社長によるキックインセレモニーを行って社名やロゴマークを知ってもらうとともに、屋外ブースでは多くのアントラーズサポーターの方と直接コミュニケーションができました。
また、採用活動における当社の認知度向上のため、2025年は鹿島アントラーズのホームゲームに毎試合10名の高校生を招待する企画を実施中です。こちらの企画も好評で、多くの高校生からご応募いただいています。

茨城ロボッツロゴマーク茨城ロボッツロゴマーク

茨城ロボッツとスポンサー契約

2024年12月にプロバスケットボール B.LEAGUE B1の茨城ロボッツとブロンズスポンサー契約を締結しました。茨城ロボッツは水戸市・つくば市を中心に茨城県内全域をホームタウンとし活動するクラブです。
当社の鹿島工場は中長期事業計画で電気炉の増設を計画している焼却灰資源化事業を担う工場であり、採用活動の面からも認知度の向上が不可欠です。茨城ロボッツの応援を通して県内での当社の存在感を高めると共に、多くのサポーターや地域の方とのコミュニケーションを通して地域の活性化に貢献していきます。

妙高大煙火・須弥山まつりの様子妙高大煙火・須弥山まつりの様子

妙高市政20周年イベント

2025年1月に開催された第1回「妙高大煙火・須弥山まつり」に協賛しました。当まつりは道の駅あらい25周年、市政20周年の記念事業として開催され、妙高市に工場を持ち、創業100周年を迎える当社にとっても節目となるイベントでした。当日は手筒花火などの催し物が披露され、道の駅を訪れた多くの方々を楽しませました。
また、道の駅の一部に設けた会社紹介のスペースでは、製品の展示や妙高工場の沿革を紹介するパネルを設置してPRを行いました。

安全・防災・品質への取り組み

安全衛生

当社グループは、安全衛生基本方針の下、労働安全衛生マネジメントシステムのレベルアップと共に、従業員の安全と健康を確保すべく活動を行っています。

基本方針

  • すべての業務遂行は、その前提として安全と健康を第一に確保し、人命尊重を旨とする
  • 安全衛生管理活動の根本は予防活動にあり、労働災害の未然防止に努める

安心安全な職場づくり

動画作業標準動画作業標準

目標
休業以上災害発生件数 0件

当社グループは、労働災害防止において、リスクの先取りとその低減が重要であると考え、「確実な危険予知(KY)の実施」および「リスク抽出と改善の推進」を安全活動の重点施策として位置づけています。しかしながら、2024年にはリスク認識の不足や作業変更点への対応が不十分だったことにより、休業以上の災害が5件発生しました。これを受け、より安心安全な職場環境を構築するため、工場と本社が一体となり、管理職含めた巡視体制の見直し、現場に潜在するリスクの抽出、および作業標準の再整備に取り組みました。

また、操業上の都合により現場実習期間を十分に確保できない拠点に対しては、学習効率の高い動画形式の作業標準を試験的に導入しました。携帯端末を活用することで、時間や場所を問わず教育を受けられる仕組みを整備しています。今後も動画作業標準の整備を継続し、効率的な導入方法を確立した上で、各拠点において特にリスクの高い作業を中心に本格採用を進めていく予定です。さらに、昨年は重大災害に直結するテーマに焦点を当てたVR(仮想現実)を活用した危険体感教育を実施し、従業員の危険感受性を高める取り組みを行いました。本年は過去の災害傾向や身近なリスクに特化した体験シナリオの拡充を図るとともに、より効果的な体験を可能にする低床式揺動装置を導入し、さらなる危険感受性の向上を目指します。当社グループは今後も、従業員の安全確保に向けた取り組みを積極的に推進します。

VR危険体感装置体験者のコメント

  • 映像が素晴らしく、音質も高いため、実体験に近い感覚を得ることができた。
  • 教育映像で見るよりVRの方が臨場感があり、危険をよりリアルに感じることができた。
  • ケガをするのは一瞬だということを実感し、災害未然防止対策の大切さを認識できた。

第三者機関による認証取得

当社グループは、ISO45001マネジメントシステムの活用により、労働災害をはじめとするリスクを漏れなく排除する仕組みをつくり、従業員が安全・安心に働くことができる労働環境の構築を目指しています。2023年8月に妙高工場、2024年4月に富山工場で認証を新たに取得し、既に認証を取得している徳島工場、鹿島工場と合わせ4拠点で取得しています。引き続き全6事業所での取得に向けて取り組みます。

快適な職場環境づくりとの健康増進

当社グループは、新5S教育の推進などにより快適な作業環境を維持すると共に、設備改善対策を着実に実施し、職業性疾病の防止に取り組んでいます。また、産業医とも連携して働き方改革への対応、ストレスチェックの実施、メンタルヘルス対策の推進、生活習慣病・腰痛症・身体機能低下に対しての各種予防啓蒙を行うなど、従業員の健康管理にも取り組んでいます。

防災

当社グループは、防災事故発生件数ゼロを目標に従業員一人ひとりの防災対応力を高めるべく、防災管理体制および発災時対応の確立など全社をあげた防災活動に取り組んでいます

防災リスク低減活動

当社グループは、台風や地震・津波などの自然災害に対するマニュアル整備や各種訓練を実施しています。また、火災、爆発などの工場災害に対しては、事業所ごとのリスクアセスメントによる発災リスクの抽出、抽出されたリスクに対するソフト・ハード対策によるリスク低減と残留リスクの管理、各種訓練(総合防災訓練、火災時の初動訓練など)を実施し、防災リスク低減に取り組んでいます。

目標
防災事案発生件数 0件

品質

当社グループは、品質基本方針の下、お客様にご満足いただく製品・サービスを提供すべく、品質の向上に向けた活動を推進しています。

基本方針

  • 法令・規則の遵守
  • 顧客要求事項を満たした製品およびサービスの一貫した提供
  • 品質保証上の不適切な事案発生のリスクの低減
  • 品質マネジメントシステムの継続的改善

品質マネジメント

当社グループでは、ISO9001を基盤とした品質マネジメントシステムを構築し、製造およびサービスに携わる全従業員が一体となってその運用を推進しています。このシステムを活用し、製品やサービスをお客様に提供するプロセス全体を適切に管理することで、高品質な価値を継続的にお届けすることを目指しています。 品質マネジメント活動については、各工場の品質保証部門が中心となり、自律的な運用を進めています。課題が発生した際には、本社部門と緊密に連携し、迅速かつ適切に対応しています。また、継続的な教育プログラムを実施することで、品質コンプライアンスや基本ルールを全従業員に浸透させています。さらに、品質内部監査や品質パトロールを通じて品質リスクを抽出し、是正することで、従業員の品質意識を高め、品質問題の未然防止に取り組んでいます。
加えて、標準化、システム化、自動化といった課題にも積極的に対応しています。これにより、製品出荷に関わる試験や検査の信頼性を向上させ、お客様に安心と信頼をお届けできる体制を強化しています。

サステナビリティに関するお問い合わせ

  • お電話でのお問い合わせはこちら

    03-6860-6800

  • メールでのお問い合わせはこちら

    お問い合わせ
Copyright (C) NIPPON DENKO CO., LTD.
All Rights Reserved.

ページの先頭へ