社会
株主・投資家
考え方
当社グループは投資判断に重要な情報を適時・適切に開示を行うとともに、各種エンゲージメント活動によって理解促進を図っています。
年に2回実施している決算説明会は資料開示だけでなくウェブサイト上に動画、書き起し文を公開しています。
2025年には初めてとなる個人投資家の皆さまを対象とした会社説明会と、個人株主の皆さまを対象とした鹿島工場見学会を行いました。今後も継続的に個人投資家の方を対象とした説明会などを開催し、当社の事業についての理解を深めていただくための機会を設けます。
対話手段
- 決算説明会(2月、8月)
- 1on1面談(2025年度 23回)
- 個人株主向け説明会(10月9日実施)
- 個人株主向け工場見学(11月11日実施)
- IRメール配信サービスの利用開始
取り組み
個人投資家様向け説明会
個人株主向け説明会の様子
2025年10月2日に野村インベスター・リレーションズが主催する個人投資家様向け合同セミナーに初参加しました。約180名の投資家の皆さまを前に、青木社長が会社概要・成長戦略などについて説明した後、質疑応答を行いました。焼却灰資源化事業の注目度は高く、参入障壁や今後の成長見通しなどについてご質問をいただきました。当社の事業は一般の方にはなじみが無く、また5つの異なる事業を営んでいるため、全体を理解することが難しい会社ですが、後日のアーカイブ配信視聴者を含むアンケートでは、説明会の内容を約9割の方が理解、多くの方が投資を考えたいという回答を得ました。当日の資料は当社ウェブサイトの「個人投資家のみなさまへ」のページにて公開しています。取り組み
鹿島工場見学会
焼却灰溶融炉の見学の様子
2025年11月11日に株主様向け工場見学会を初開催し、株主様とそのご家族の計20名を焼却灰資源化事業の拠点である鹿島工場へ招待しました。平田工場長による鹿島工場および焼却灰資源化事業の概要説明の後、実際に溶融炉を見学しました。参加者からは焼却灰の回収地域の拡大、コスト構造、焼却灰を再利用してできたそれぞれの製品の割合などについて、多くの質問をいただきました。 見学会後のアンケートでは、実際に設備を見たことで事業理解が深まった、事業の成長性を感じることができたなど好意的なご意見をいただきました。
取引先
当社グループは、「パートナーシップ構築宣言」によるサプライチェーン全体の連携・共存共栄を進め、経営理念に基づき公平かつ公正な取引を実施します。また、調達基本方針に基づき、取引先とともにコンプライアンス・環境負荷低減・人権尊重・労働基準などの社会的責任にも配慮した調達活動を実践し、取引先とともに気候変動などの環境課題や人権尊重などの社会的課題の解決に向けた取り組みを推進してまいります。
| 1 | コンプライアンスの徹底 | コンプライアンス徹底のための仕組みを設け、法令及び社会規範の遵守に取り組みます。 |
|---|---|---|
| 2 | 調達活動における 環境負荷低減(地球環境)への配慮 |
調達活動を通して地球環境に与える負荷低減に取り組みます。 |
| 3 | 人権の尊重、労働環境への配慮 | 当社グループの「人権基本方針」に則り、サプライチェーン内の人々の人権を尊重します。 |
| 4 | 公平且つ公正な取引による競争機会の提供 | 独占禁止法などの公正取引に関する法令を遵守し、健全な商慣習、社会規範に従った調達活動を実施します。優越的地位を利用した不公正な取引は行いません。 |
| 5 | 製品・サービスの安全と競争力の確保 | 製品・サービスについては安全を第一に確保し、品質・価格・納期においても競争力向上に努めます。 |
| 6 | 責任ある鉱物調達への対応 | 紛争や人権侵害などが行われている地域で採掘された鉱物を使用しないサプライチェーン作りを推進します。 |
| 7 | 信頼関係の構築 | 上述の活動を通して取引先と信頼関係を構築し、共存共栄を図ります。 |
地域社会
考え方
国内6か所に工場・事業所を構える当社にとって、地域社会とのコミュニケーションは円滑な事業運営を行っていくうえで非常に重要です。また、少子高齢化によって若年層が減少していく中では企業向けの製品・サービスを提供している当社にとって、人材確保の面からも各地域での存在感を高めていくことは重要です。地域プレゼンス向上を目指して、これまで以上に地域社会とのコミュニケーションに積極的に取り組んでいきます。
対話手段
- 地域イベントへの参画
- 工場地域での認知度向上施策
- 鹿島アントラーズFCのクラブパートナー
- 茨城ロボッツのシルバースポンサー
- ネーミングライツ(徳島大学、茨城工業高等専門学校)
茨城工業高等専門学校でのセレモニー
学校施設のネーミングライツ
社名認知度向上を目的に、徳島大学および茨城工業高等専門学校の施設のネーミングライツを取得しました。ネーミングライツの取得は今回が初めての取り組みです。徳島大学では図書館、茨城高専では広場と学生食堂といった多くの学生が集い交わる場所に当社名を愛称として付与しています。人材確保の一環として実施した施策ですが、当社の徳島工場と鹿島工場がある地域での認知度を高め、地域に根差し愛される企業を目指します。
冠試合開催日の当社ブース
鹿島アントラーズ冠試合・高校生招待企画
2023年からクラブパートナーとして鹿島アントラーズを応援しています。2025年に引き続き、2026年3月22日に行われた明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド EAST 第8節において、冠試合を開催しました。当日はスタジアムの装飾や青木社長によるキックインセレモニーを行って社名やロゴマークを知ってもらうとともに、多くのアントラーズサポーターの方が当社イベントブースを訪れました。また、採用活動における当社の認知度向上のため、今シーズンも鹿島アントラーズのホームゲームに毎試合10名の高校生を招待する企画を実施中です。こちらの企画も好評で、多くの高校生からご応募いただいています。
安全・防災・品質への取り組み
安全衛生
当社グループは、安全衛生基本方針のもと、労働安全衛生マネジメントシステムのレベルアップとともに、従業員の安全と健康を確保すべく活動を行っています。
基本方針
- すべての業務遂行は、その前提として安全と健康を第一に確保し、人命尊重を旨とする
- 安全衛生管理活動の根本は予防活動にあり、労働災害の未然防止に努める
安心安全な職場づくり
| 目標 | |
|---|---|
| 休業以上災害発生件数 | 0件 |
当社グループは、労働災害防止において、リスクの先取りとその低減が重要であると考え、「確実な危険予知(KY)の実施」および「リスク抽出と改善の推進」を安全活動の重点施策として位置づけています。2025年はより安⼼安全な職場環境を構築するため、工場と本社が一体となり、作業変化点におけるKYの徹底、現場に潜在するリスクの抽出、および作業標準の再整備に取り組みました。その結果休業以上の災害発生件数は2024年の5件から減少し、2件となりましたが、目標である休業以上災害ゼロには至りませんでした。
手順毎KY
休業以上災害ゼロを達成するため、2026年から新たに「手順毎KY」という手法を導入しています。これは各手順のリスクに重みづけをして重点的に対策を打つ従来手法ではなく、製造工程における作業手順毎に抽出したすべてのリスクに対して対策を講じるやり方です。これにより、近年の傾向である「ちょっと気を付ければ防げた災害」の予防に努めてまいります。
動画形式の作業標準

一方、現場実習期間の確保や作業の勘所などの伝承課題に関しては、富山工場に試験的に導入していた動画形式の作業標準の他工場への水平展開を推進しています。動画形式の作業標準は文章によるマニュアルより情報量が多いため、伝わりづらかった細かい作業についても簡単に伝えられ、学習効率が向上しています。また、携帯端末を活用することで、時間や場所を問わず教育を受けられる仕組みを整備しており、特に経験の浅い若手従業員にとっては繰り返し学習でき、正確な作業の早期習得が期待できます。
当社グループはこれら対策を着実に実行し、従業員の安全確保に向けた取り組みを積極的に推進していきます。
第三者機関による認証取得

当社グループは、ISO45001マネジメントシステムの活⽤により、労働災害をはじめとするリスクを漏れなく排除する仕組みをつくり、従業員が安全安⼼に働くことができる労働環境の構築を⽬指しています。2023年8⽉に妙⾼⼯ 場、2024年4⽉に富⼭⼯ 場で認証を新たに取得し、すでに認証を取得している徳島⼯場、⿅島⼯場とあわせ4拠点で取得しています。引き続き全6事業所での取得に向けて取り組みます。
快適な職場環境づくりと心身の健康増進
当社グループは、新5S教育の推進などにより快適な作業環境を維持するとともに、設備改善対策を着実に実施し、職業性疾病の防止に取り組んでいます。また、産業医とも連携して働き方改革への対応、ストレスチェックの実施、メンタルヘルス対策の推進、生活習慣病・腰痛症・身体機能低下に対しての各種予防啓蒙を行うなど、従業員の健康管理にも取り組んでいます。
防災
当社グループは、防災事故発生件数ゼロを目標に従業員一人ひとりの防災対応力を高めるべく、防災管理体制および発災時対応の確立など全社をあげた防災活動に取り組んでいます
防災リスク低減活動
当社グループは、台風や地震・津波などの自然災害に対するマニュアル整備や各種訓練を実施しています。また、火災、爆発などの工場災害に対しては、事業所ごとのリスクアセスメントによる発災リスクの抽出、抽出されたリスクに対するソフト・ハード対策によるリスク低減と残留リスクの管理、各種訓練(総合防災訓練、火災時の初動訓練など)を実施し、防災リスク低減に取り組んでいます。
| 目標 | |
|---|---|
| 防災事案発生件数 | 0件 |
品質
当社グループは、品質基本方針のもと、お客様に信頼されご満足いただく製品・サービスを提供すべく、品質の向上に向けた活動を推進しています。
基本方針
- 法令・規則の遵守
- 顧客要求事項を満たした製品およびサービスの一貫した提供
- 品質保証上の不適切な事案発生のリスクの低減
- 品質マネジメントシステムの継続的改善
品質マネジメント
当社グループでは、ISO9001を基盤とした品質マネジメントシステムを構築し、製造およびサービスに携わる全従業員が一体となってその運用を推進しています。このシステムを活用し、製品やサービスをお客様に提供するプロセス全体を適切に管理することで、高品質な価値を継続的にお届けすることを目指しています。
品質マネジメント活動については、各工場の品質保証部門が中心となり、自律的な運用を進めています。課題が発生した際には、本社部門と緊密に連携し、迅速かつ適切に対応しています。また、継続的な教育プログラムを実施することで、品質コンプライアンスや基本ルールを全従業員に浸透させています。さらに、品質内部監査や品質パトロールを通じて品質リスクを抽出し、是正することで、従業員の品質意識を高め、品質問題の未然防止に取り組んでいます。
加えて、標準化、システム化、自動化といった課題にも積極的に対応しています。これにより、製品出荷に関わる試験や検査の信頼性を向上させ、お客様に安心と信頼をお届けできる体制を強化しています。
